そんな一本の電話から始まった現場でした。廿日市・大竹エリアで便利屋を17年やっていると、
トイレの詰まりはそれなりに経験してきました。
でもこの案件は、正直ちょっと頭を抱えました。
相手は和式トイレ。
しかも業務用の、ガッチリした昔ながらのやつです。どう向き合ったか、順を追って書いていきます。
同じような状況で困っている方に、少しでも参考になれば。
屋外の排水ますから攻めてみたけれど、びくともしなかった

これはわりとオーソドックスな攻め方で、
詰まりの位置によっては屋外側からでも解消できることがあります。何度か角度を変えながら試みました。
でも、ダメでした。
まったく手応えがない。詰まりの場所が便器の直下あたりにあるのか、
管の奥深くにあるのか、
屋外からではどうにも届かない場所にあるようでした。
正直、焦りました。
「これはもう、室内から直接アクセスするしかない」
そう判断したとき、次の壁にぶつかりました。
そう、和式便器の問題です。
和式トイレはトーラーが入らない。それが今回いちばんの難題でした

洋式トイレであれば、便器の中からトーラーを差し込んで、
管の奥の詰まりに直接アプローチできます。
でも和式は構造が違います。
便器がそのまま床に埋め込まれているような形なので、
トーラーを差し込む角度も深さも、物理的に確保できないんです。
「じゃあどうするか。」
しばらく考えました。
このまま高圧洗浄だけで勝負するか。
それとも、もっと根本的なアプローチを取るか。
そのタイミングで、お客様からこんな言葉をいただきました。
「ちょうどよかった。どうせなら、和式を洋式に変えたいとずっと思ってたんです。」
これは、むしろチャンスだと思いました。
詰まりを直しながら、リフォームも一緒に。
一度の工事で、二つの問題をまとめて解決できる。
工場のトイレというのは、毎日現場の方が使う場所です。
しゃがんで用を足す和式は、体への負担も正直大きい。
特に年齢を重ねた方にとっては、なおさらです。
「よし、一緒にやりましょう」と、その場でお伝えしました。
和式便器を解体して、排水管を直接露出させる

まず、和式便器を丸ごと撤去するところから始めました。
床に埋め込まれた便器を取り外すと、
コンクリートの中に楕円形の穴が現れます。
その底に、排水管の口がぽつんと見えている。
これが今回の詰まりの、正体に一番近い場所です。
ここまで来れば、あとはシンプルでした。
便器側、つまり上から直接トーラーを差し込んで、詰まりを崩していく。
屋外からはびくともしなかった詰まりが、
この角度からアプローチすると、
思ったとおりに解消できました。
「やっぱりそこだったか。」
正直、少しほっとしました。
管の中に長年積み重なっていたものが、
ようやくきれいに流れていく。
地味な作業ですけど、こういう瞬間はやっぱり気持ちがいいものです。
詰まりを解消したあとは、
開口した床部分をセメントで埋め戻し、
洋式便器を据え付けるための下地を整えていきます。
セメントで埋め戻して、洋式便器を取り付ける

詰まりが解消できたら、次は床の補修です。
和式便器を撤去した跡には、
楕円形の大きな開口部が残っています。
ここにセメントを流し込んで、
洋式便器を置くためのフラットな床面をつくっていきます。
今回は工場の現場ということもあって、
お客様から「リーズナブルに仕上げてほしい」というご要望をいただいていました。
なので、床の仕上げはセメント補修のみ。
タイルの色や質感は完全には揃いませんが、
機能的には何の問題もありません。
ちょっと補足しておくと、
もし見栄えも気になるという場合は、
補修部分に近いタイルを貼り合わせたり、
土足対応の床シートを上から貼ったりすることもできます。
費用はかかりますが、ぐっときれいになりますよ。
床の補修が終わったら、いよいよ洋式便器の設置です。
今回はウォームレット(暖房便座)付きで取り付けました。
工場のトイレ、冬場は特に冷えますからね。
これは喜んでいただけるはずだと思って、提案しました。
工事完了。しゃがまなくていい、それだけで現場はずいぶん楽になる

洋式便器を据え付けて、配管を接続して、動作確認。
水がきれいに流れていくのを見て、
「よし、完成だ」と思いました。
工事後、現場の方に使っていただいたところ、
こんな言葉をいただきました。
「座れるだけで、こんなに楽なんですね。」
シンプルな一言ですけど、
これが一番うれしかったりします。
和式トイレは、慣れていない方はもちろん、
膝や腰に負担を抱えている方にとっては
毎回の使用がじわじわとしんどい。
工場の現場では、一日に何度も使う場所ですから、
その積み重ねは決して小さくないはずです。
詰まりのご連絡から始まった今回の工事でしたが、
結果的にはトイレ環境そのものが
ひとつ前進したんじゃないかな、と思っています。
トラブルがきっかけで、
ずっと気になっていたことに踏み出せることって、
実はよくあるんですよね。
まぁ、それでいいと思っています。
まとめ:詰まりとリフォーム、同時に相談できる窓口があると話が早い

今回の工事の流れを、簡単に振り返っておきます。
- 屋外の排水ますからトーラーで詰まりを試みるも解消できず
- 和式便器を解体・撤去し、排水管を直接露出
- 便器側からトーラーを入れて詰まりを解消
- セメントで床を埋め戻し、洋式便器+暖房便座を設置
「詰まりが直ればいい」だけのつもりで始まった工事が、
結果としてトイレ環境ごと改善できたケースでした。
和式便器の詰まりは、
構造上、外からのアプローチだけでは
解決できないことがあります。
「何度試してもダメだった」という場合は、
便器の撤去や配管の直接開通も視野に入れる必要があります。
また、どうせ工事するなら洋式に変えたいという場合、
詰まり対応とリフォームを同時に行うことで、
余分な費用や手間を抑えられることもあります。
まずは気軽にご相談ください。お見積もりは無料です。
断っていただいても、もちろん大丈夫です。
トイレの詰まり・水まわりのトラブル・
和式から洋式へのリフォームなど、
廿日市・大竹・広島市佐伯区エリアでお困りの方は
ベンリー廿日市・五日市南店へお気軽にどうぞ。
▶ ベンリー廿日市・五日市南店 公式サイトはこちら
📞 0120-544-669(受付 9:00〜18:00/お盆・お正月定休)


コメント